インコタームズ2020の実務解説|国際貿易におけるリスク移転と費用負担の境界線
クロスボーダー取引における契約書の重要性とリスク回避
海外企業との取引では言語や文化、法体系の背景が異なるため、日本の常識に基づいた暗黙の了解は通用せず、当事者間の共通理解を契約書に一義的に明確に書き残すことが極めて重要です。
代金回収リスクへの対策として、支払時期を可能な限り前倒しにするなどの検討が必要であり、また、裁判判決の外国での執行が不明確な場合があることを考慮し、仲裁を選択することもよくあります。
長距離運送に伴う遅配や紛失、毀損のリスクに対しては、物品の引渡し時期や条件、自然災害時等の危険負担、保険料の負担についてインコタームズを活用して取り決めることが実務上一般的です。
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