リセ、BoostDraft社と業務提携。より効率的かつ高品質な契約書レビューサービスの提供を推進

2025.05.20

リセは、株式会社BoostDraft（本社：東京都千代田区、代表取締役・CEO：藤井陽平、以下「BoostDraft社」）と業務提携を開始することをお知らせします。

概要

近年、企業を取り巻く環境が急速に変化し、契約書レビューの重要性が高まる一方で、その煩雑さから企業法務担当者の業務負荷が増大しています。
こうした課題に対し、AI契約書レビューサービス「LeCHECK（リチェック）」を提供するリセと、法務向け総合文書エディタ「BoostDraft」を提供するBoostDraft社が連携し、両社がこれまで培ってきた知識や知見を組み合わせることで、より効率的かつ高品質な契約書レビューサービスを提供することを目的に、本提携を開始します。

まず第一弾として、AI契約書レビューサービス「LeCHECK」と法務向け総合文書エディタ「BoostDraft」の販売連携を開始します。
両サービスを同時に利用することで、契約書の形式面・内容面の修正を効率よく行うことが可能になります。

今後は、顧客ニーズより深く把握し、さらなる機能連携の強化などを検討していきます。

各社が提供するサービスについて

リセが提供する「LeCHECK」は、弁護士30名以上が監修した高精度AI搭載の契約書レビューサービスです。契約書のリスクチェックが自動で行え、企業法務の業務効率化と質の向上を支援しています。
BoostDraft社が提供する「BoostDraft」は、法的文書の「形式面」で発生する無駄で苦痛な作業を、徹底的に自動化するソフトウェアです。法的文書のレビュー・ドラフトにおける無駄を徹底的に取り除くことのみに注力した機能を、リーズナブルな価格かつインターネット接続無しで提供していることから、確実な業務効率化を高いコストパフォーマンスで実現しています。

リセは、今後もリーガルテックをはじめとする、多様な企業との連携を推進し、サービス普及を加速させることで、より多くの企業や法律事務所の法務課題の解決に向けて尽力してまいります。

両社コメント

リセ　代表取締役社長藤田美樹

契約書のレビューには、形式面と内容面の両方の審査が不可欠です。「BoostDraft」は、形式面の修正の効率化に特化し、高い生産性を実現しています。一方、「LeCHECK」は、専門弁護士の知見を集約し、内容面の修正に役立ちます。
これらのサービスを同時に活用することで、契約書レビューに必要な事項を網羅し、お客様により高い付加価値を提供できるようになります。
また、西村あさひ法律事務所でクライアントワークを切磋琢磨していた元同僚が立ち上げたBoostDraft社と、リーガルテックの契約書レビュー分野で連携できることを大変嬉しく思います。

BoostDraft　共同創業者CRO 渡邊弘氏

「LeCHECK」は契約審査の内容面の修正、「BoostDraft」は契約審査の形式面の無駄な作業の除去を強みとしており、かつ両製品は互いに機能等が干渉しあうことなく同時に使用できます。両製品はまさに相互補完関係にあり、両者を使用することで高い生産性が実現できることから、この度の連携に至りました。
藤田氏も私も西村あさひ法律事務所出身の弁護士であり、両社間の提携によって法務業界に弁護士業務とは別の角度からも共に貢献していく所存です。