中堅中小企業向けリーガルテックサービスを提供するリセ、 11.4億円の資金調達を実施

概要

リードインベスターのMPower Partners Fundを筆頭に、新規投資家としてSansan株式会社、既存投資家としてAngel Bridge株式会社、 BRICKS FUND TOKYOを引受先とした第三者割当増資により、シリーズCラウンドのファーストクローズとして11.4億円の資金調達を実施しました。

【 シリーズC ファーストクローズ　資金調達の概要 】
・調達金額 ： 11.4億円
・調達方法 ： 第三者割当増資
・今回の引受先：
< 新規投資家 >
・MPower Partners Fund
・Sansan株式会社
< 既存投資家 >
・Angel Bridge株式会社
・BRICKS FUND TOKYO （三菱地所株式会社）

リセの事業、今後の展開

リセは、「争いのない『滑らかな』企業活動の実現」 をミッションに掲げ、西村あさひ法律事務所出身の代表が設立しました。
主力事業であるAI契約書レビューサービス「LeCHECK（リチェック）」は、2020年末の提供開始以来、中堅・中小企業から東証プライム市場上場企業などの大手企業、法律事務所まで、約4,000社に導入されています。（※）
また、翻訳機能サービス「LeTRANSLATE（リトランスレイト）」、契約書のAI自動管理サービス「LeFILING（リファイリング）」 の提供を通じ、企業法務の業務効率化と品質の向上を支援しています。
（※）2025/4月時点、導入企業・法律事務所（OEM/API連携を含む）を算出

今回の調達資金は、より多くの企業に質の高い法的サービスの提供をするため、新規事業開発の推進、既存事業の拡大、人材採用の強化に充当する予定です。

リセは、今後もサービスをさらに進化させ、最先端の技術と高度な法律助言を組み合わせることで、より多くの企業の法務課題解決に貢献します。

本ラウンド、リード投資家からのコメント

MPower Partners Fund パートナー 深澤 優壽 氏

リセにリード投資家として出資させていただきました。AIと弁護士による高度な法務の専門性が融合したリセのプロダクトは、企業の法務業務の効率や品質を向上させ、中堅中小から大手企業まで業界も幅広く導入が進み、数千社を超える顧客企業の満足度も高く法務課題解決や法務リスク低減に大きく貢献しています。藤田社長をはじめとしたパワフルで優秀な経営陣の方々のリーダーシップのもとで、日々進化を続けるAIのテクノロジーを活用しつつ、リセが日本を代表するリーガルテクノロジー企業としてさらなる飛躍を遂げていく可能性に大きく期待しています。MPowerとしてもリセのさらなる事業拡大やESG観点でのインパクト創出も含めて幅広く全力でご支援させていただきます。