CASE

導入事例

CASE

導入事例

                       

リチェックで契約時の交渉力を向上、営業マンの法務スキルを底上げ

2022.02.02

インタビューをさせていただいた方

日本ノーベル株式会社

管理本部 松尾和樹 様

契約書のリスクチェックスキルを磨くことが営業力の強化に。AI契約書レビュークラウド「リチェック」を使って強い会社体制作りに挑戦されている企業様にインタビューさせていただきました

今回は、ソフトウエアやシステムを開発・販売する日本ノーベル株式会社の管理本部の松尾和樹様にインタビューをさせて頂きました。リチェックを使って営業の現場で契約書の内容を細かく確認することで、会社としての交渉力を高めようとされています。

日本ノーベル様について

業務改善や効率化のためのソフトウエアやシステムを開発・販売されています。国際的なソフトウェアテスト技術者の資格認定団体ISTQBで「ゴールドパートナー」認定を受け、海外展開も積極的にされています。従業員は149人(2021年6月時点)で、本社は東京都北区の企業様です。

2021年11月にリチェックを導入頂きました。導入に至った経緯を教えていただけますか

松尾様:導入前に持っていた課題は大きく2つです。弊社では取引先と結ぶ契約書のデータベースは持っていましたが、ところどころ抜けがあったのが実情でした。契約管理の観点で、必要最低限のものはきちんとそろえないといけないというのがひとつ目の課題でした。

ふたつ目は、営業マンが契約時に取引先に対して常に要求できる体制までにはなっていなかったことです。取引の実情に合わせて相手に交渉することが重要ですが、そのためには契約書をきちんと読み込み、理解する必要があります。しかし、法務のスキルで難しい面があり、なかなか十分な対応ができない状況が続いていました。

これらの課題解決のツールとして良いものがないか探していました。

リチェックを含めて5社のツールを比較検討されたと伺いました。最終的にリチェックを選ばれた理由は何でしょうか?

松尾様:まずは株式会社リセ様の企業理念です。サービスを利用する前にどのような企業かを知りたいと思い、ホームページで代表者のメッセージを確認しました。そこには「日本の中小企業を支えたい」との思いが載せられ、中小企業である当社の立場からとても共感しました。

あとは価格と機能のバランスです。他社でもっと機能が充実したサービスもありましたが、その分価格が高く、オーバースペックだと感じました。リチェックは契約書の類型も充実しており、当社の使い方では内容が合っていると判断しました。

直観的な操作性も気に入っています。導入時に社内の営業マンにリチェックの使い方の説明会を開いたところ、運用方法まで含めても45分ほど説明しただけですぐに理解してもらえました。その後も現場から使い方についての問い合わせはなく、非常にスムーズに導入ができたと満足しています。

実際の業務の中でリチェックをどのように活用されていますか?

松尾様:営業マンが取引先と契約を結ぶ際、リチェックを使って契約書の項目の漏れなどをチェックします。営業マン自身もコメントを追加します。それをエクセルファイルに出力し、私を含めて社内で共有してもらいます。主に私が内容を確認して修正依頼を送り、営業マンが修正して取引先と交渉します。契約を結ぶ前にこのようなやりとりを2~3往復します。

リチェック導入前も今も、契約書の最終確認は私を含めたごく限られたメンバーで行っています。導入前は契約書を細かく読んでコメントを書いてくる営業マンは少なかったのですが、今はリチェックを使って主体的に確認してもらうようにしています。

管理本部だけでなく、現場でも契約書の内容に目配りする体制にされたのですね

松尾様:当社が不利な状況に陥らないか、もっと有利になれる点がないか、営業マンに意識を持ってもらいたいと考えています。今はリチェックによる確認に加えて、取引先との交渉の経緯も報告してもらっています。「〇月〇日に〇社から~~の回答を得た」と詳細に共有してもらいます。

以前までは取引先が大企業の場合などは、当初からあきらめてしまっていた面がありました。しかし、今はダメ元でも交渉していくようにしています。営業マンの法務の知見が高まれば、法的な裏付けをもとに交渉ができるようになります。リチェックの活用によって一人ひとりの営業マンの意識とスキルを底上げしていきます。そうすることで会社の中長期的な競争力が増していくと考えています。

契約書の確認業務の効率化というより、スキルアップに向けた活用をされているのですね

松尾様:リチェック導入後も、私は契約書の最初から最後まで読み込んでいるため、業務の量自体は減っていません。契約書の条文にはツールでは確認が難しい内容も含まれていますし、業務実態と照らし合わせて課題がないか確認する必要もあるためです。リチェック活用の最大の目的は、営業マンが契約書の中身がどのようにビジネスに影響を与えるか、自ら判断できるようになることです。2021年11月の導入からまだ2ヶ月ですが、営業マンが主体的に注意すべき条文の内容を検討するようになり、大きな変化を実感しています。

最後に、リチェック導入を検討されている企業向けにオススメするポイントがあれば教えて下さい

松尾様:私たちは自分たちがレベルアップするためのきっかけとして活用しています。単に契約書をチェックするだけではなく、体制強化に役立つものとして生かしています。価格面でも機能面でも、中小企業としての当社の状況に合っていてとても助かっています。


事業紹介

  • 会社名

    日本ノーベル株式会社

  • 設立年・創業年

    1980年4月9日

  • 代表者名

    下山 到

  • 所在地

    東京都北区王子2-30-2

  • サイトURL

    https://www.jnovel.co.jp/

CONTACT US

契約書レビューを効率化しませんか?

契約書レビューAIを
無料で試す
契約書レビューAIの
デモを見る