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導入事例

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最新の知見と多様な視点で契約書レビューをサポート。業務全体のフロー短縮にも貢献

2024.02.08

インタビューをさせていただいた方

株式会社APパートナーズ様

管理部法務課 課長 兼 管理部管理課 GL  湯之上 様

今回は、人材サービス事業を幅広く手掛けていらっしゃる、株式会社APパートナーズ管理部法務課の湯之上様にお話を伺いました。契約書レビューはもちろん、法務の幅広いサポート役としてリチェックをご活用いただいています。

APパートナーズ様について

株式会社APパートナーズ様は東京本社・関西支社の他全国に営業所を構え、600名以上(2023年12月時点)の従業員を抱える企業様です。

1000年後の地球に貢献する「人財・企業・思想の基盤を創る」という経営理念の下、労働者派遣、職業紹介、業務委託などの人材サービス事業に取り組んでいらっしゃいます。

契約書レビューのサポート役が欲しい

リチェックを導入された理由や導入以前お持ちだった課題を教えてください。

湯之上様:私の所属する管理部には7,8名のメンバーがいますが、その中で法務課は現状私一人です。

法務課ヘは契約書のレビューや作成だけでも年間200件ほどの依頼があります。また、当社では契約書の締結に他社の電子契約サービスを利用しており、その手続きも法務課が担っています。その他、トラブルがあった場合の対応や就業規則の作成・改定など、法務・労務にかかわる業務の大半を法務課で対応をしています。

このように私一人で法務を担っていく中、リチェックを導入する前は、契約書レビューについて「自分とは異なる視点を取り入れたい」という課題がありました。

契約書をレビューし修正依頼やストップをかける際には、確かな根拠と具体的な提案が求められます。ですが、人ひとりの判断が常に100%正しいとは限りません。契約書を読むときには見る人個々人の感覚が反映されるため、より確かな契約書レビューを行うには個人の能力だけではなく多角的な視点も必要です。

そのため、一人で契約書レビューを行うに当たり比較対象として「他の人の意見も聞いてみたい」と常々考えていました。顧問弁護士に相談するよりももっと気軽に、「この契約書にこの文言を入れるとどのようなリスクがあるか」といった日常の疑問を相談するイメージです。

また、常に最新の情報に基づいて業務を行いたいという方針から、判例や学説などの情報収集を手伝ってくれるパラリーガルさんのような存在が欲しいという希望もありました。

そこで、これらのニーズを総合的に満たしてくれるサポート役として、リーガルテックサービスの導入を検討するに至りました。

実際の業務に役立つ機能と圧倒的コストパフォーマンス

他のサービスもある中、リチェックを選んでいただいた理由は何ですか?

湯之上様:当社ではサービス導入を検討する際、リチェックを含む4社ほどのサービスについてデモンストレーションを受け、レビューの精度や機能の使いやすさなどを実際に比較しました。

その際、最も重視していたことは法務のサポート役として「どのような使い方ができるか」ということです。具体的には、精度の高い契約書レビューができることはもちろん、その他の機能が実際の業務で活かしやすいものであるかどうかを見ていました。

リチェックは実際の業務での活用がイメージしやすい機能を必要十分に備えていて好印象でした。また、操作画面も必要な機能がわかりやすく配置されていて使いやすいと感じました。

さらに、コストパフォーマンスの高さも大きな魅力でした。

リチェックは契約書レビューの精度や使いやすさでは他社に引けを取らず、かつ、月々にかかるコストは他社よりも圧倒的に安く納得のいくものでした。

契約書レビューはもちろん、業務全体のサポート役として活用

リチェック導入後はどのような場面でご活用されていますか?

湯之上様:まずは、導入時の想定通り、契約書レビューのサポート役として活用しています。具体的な流れとしては、まずレビュー依頼のあった契約書を一通りリチェックにかけ論点を洗い出します。その後で私も同じ契約書を読み、自身で気になったところとリチェックが指摘した項目とを頭の中で比較します。その結果を踏まえ改めて契約書を精読し、 取引や会社の実態なども考慮しつつレビューの回答を作成していきます。

また、リチェックではレビュー結果を出力でき、それを他部署への説明資料や自分用の資料として使っています。WordやExcelの形式での出力が可能なため、資料の目的に応じてより使いやすいよう自分の手で編集できるところも使いやすいポイントです。

なお、今後の想定として、契約書レビュー支援の機能を法務の経験がない後輩の研修にも活かせるのではないかとも考えています。具体的には、同一の契約書に対するリチェックのレビュー支援結果と後輩自身のレビュー結果とを比較することで、契約書の見方に関する知識や感覚を学んでもらうイメージです。

契約書レビュー支援の他には、2つの文書を比較し差異をピックアップしてくれる文書比較機能も活用しています。

文書比較機能は例えば次のような場面で業務時間の大幅な短縮に役立っています。

1つ目は、一度レビューした契約書について相手方から修正案が送られて来た場合です。リチェックでレビュー支援した契約書のデータはリチェックの中に保存されます。そのため、契約書の修正案をレビューする際も、元の契約書のデータと照合し相手方がどこを修正したのかを一目で確認することが可能です。

2つ目は、同じ取引先との間で契約を更新するため改めて契約書を締結する場合です。この場合も、更新後の契約書の条項が更新前と変わっていないかどうかを一目でチェックすることができます。

3つ目は、就業規則を改定する場合です。リチェックの文書比較機能には新旧対照表を自動で作成してくれる機能があります。改定前・改定後の就業規則の比較から新旧対照表の作成までをリチェックで簡単に行うことができ助かっています。

契約書レビューにより確信が持てるように

リチェック導入後、最も効果を感じていらっしゃるのはどのような所ですか?

湯之上様:契約書レビューのサポート役が欲しいという課題にリチェックはよく応えてくれていると思います。

そう感じる理由として、一つは、常に安定した答えを出してくれるというAIならではの強みがあります。契約書レビューを行う上で我々人間の強みは、状況や現場のニーズに応じた柔軟かつ合理的な判断ができるところです。そこへAIならではの安定した視点を加え両者を合わせて検討することによって、自分自身の最終的な判断により確信が持てるようになりました。

また、「自分とは異なる視点を取り入れたい」というニーズにもリチェックは合っています。リチェックには専門の弁護士が監修した膨大な量の契約書のデータが集約されており、一つのツールを通して多様な見解に触れることができるためです。

印象的な事例として、リチェックの提案する条項が自分の求めていたものにちょうどマッチし、それを採用することで当社のニーズに対してより再現性の高い契約ができたケースもあります。

さらに法改正や学説、判例なども常にアップデートされており「最新の情報に基づいて業務を行いたい」という面でも申し分なく役立っていると思います。

業務全体のフローを効率化

その他に、リチェックを導入して良かった点はありますか?

湯之上様:リチェック導入後、当社では契約書レビューのやり方そのものだけではなく、業務全体のフローも大きく変わりました。現在当社では、契約書レビューの依頼受付から期限・スケジュール管理までを一つの業務フローとして体系化しています。これにより個別のやり取りが減り、業務全体にかかる時間を短縮することができました。

このような運用が可能になったのは、レビューする契約書をあらかじめまとめてリチェックにかけることで、各件の優先順位や対応にかかる時間の目途をつけられるようになったためです。

ユーザー目線の便利な機能とコスト面でのハードルの低さ

最後に、他社へ向けてリチェック導入をオススメするポイントを教えて下さい

湯之上様: まず、前述の通り、リチェックには契約書レビュー支援はもちろん、その他にもレビュー結果の出力、文書比較、新旧対照表の作成など、ユーザー目線を意識した便利な機能が色々と備わっています。サービスを導入するのであればこういった機能もぜひ活用して、業務フロー全体の短縮・効率化を図ることをお勧めします。

特に、一人や少人数で法務を担当している企業ではサポート役として有用だと思います。

また、リーガルテックサービスは月額制でランニングコストがかかるものなので、導入するに当たってはコスト面のハードルの低さもニーズとして大きいと思います。その点、リチェックは月々にかかるコストが他社に比べてリーズナブルなため導入・継続がしやすいのではないでしょうか。

これはどのような企業にも共通してお勧めできるポイントです。


事業紹介

  • 会社名

    株式会社APパートナーズ様

  • 代表者名

    山田 昌

  • サイトURL

    https://appart.co.jp/

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